
絵本が生まれたとき
長い静寂を経て、欲を手放し、純粋な器となったとき、天からのギフトのように物語が溢れ出しました。後で気づけば、人間の「生まれてから、生き、そして旅立つまで」の魂の循環を網羅した、3冊の絵本が完成したのです。
- 『あかちゃんのくに』2014〜2015年
当時5歳の姪が打ち明けてくれた「生まれる前の記憶」を描いた、世界にひとつの共同制作。命の誕生と、親子の魂の約束を伝える物語です。 - 『おじいさんのゆりいす』2025〜2026年
54歳で倒れてから22年間、家族のために神様から時間を与えられ、常に感謝を忘れず淡々と最期を迎えた亡き父の物語。死を見つめることで、今をどう生きるかを問いかけます。 - 『かぼちゃのたね』2025〜2026年
日常の小さな優しさ(水やり)から広がる多次元のファンタジー。大きなB1サイズの切り絵作品から生まれた、女の子の未来を作る温かい記憶の物語です。
魂の循環を描く「人生の3部作」
① 『あかちゃんのくに』 —— 【誕生:魂の約束】
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- テーマ:生まれる前の記憶と、親子の奇跡的な絆
- 紹介文:
当時5歳だった姪が、秘密を打ち明けるように話してくれた「生まれる前の世界」のお話。そこには、弟と「生まれたら会おうね」と約束したピュアな記憶がありました。
姪自身が描いた絵と私のイメージが融合して生まれた、世界にひとつだけの共同制作です。これから命を迎える方へは出産の勇気を、そしてすべての方へ「選ばれて生まれてきた」という温かい安心感を届けます。親子関係を新しい視点で見つめ直すきっかけとなる、愛の物語です。
② 『かぼちゃのたね』 —— 【生(せい):愛と育ち】

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- テーマ:人との出会い、愛に育てられる子どもの未来
- 紹介文:
マンションの植え込みへ毎日お水をあげる、女の子の小さな日課から始まる多次元のファンタジー。女の子の優しさに呼応するように、隣にうめたカボチャの種が発芽し、大きなツルが町を越えて伸びていきます。
不思議なカボチャの住人たちとの出会いを通して描かれるのは、人が持つ「温かさ」や「世界の真実」。子どもは周りからどう扱われ、どんな愛を注がれたかで、どのような人物へと育っていくのか——。優しく接してくれた住人たちの記憶が、女の子の豊かな未来を作っていく、そんな育みと出会いの物語です。全てのページには、切り絵の要素を残したフルページの挿絵が。全てのページが見応えのある44頁。大判のB1サイズ切り絵作品から生まれた、鮮やかでどこか懐かしい世界をお楽しみください。.
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③ 『おじいさんのゆりいす』 —— 【旅立ち:死と永遠の応援】

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- テーマ:淡々とした死の受容と、天国からの絆
- 紹介文:
54歳で脳の病に倒れ、半身麻痺と失語症になりながらも、家族の祈りと共に22年間を生き抜いた亡き父の物語。愛用していたゆり椅子の視点から、静かに、そして常に「ありがとう」を忘れず幸せそうだった晩年の暮らしを、淡々とした口調で綴ります。右ページの語り、左ページのモノクロの挿絵の構成により、自然とその情景に引き込まれてゆくでしょう。
老いや死を恐れる現代において、死を見つめることは、今をどう懸命に生きるかを意識すること。肉体を離れた魂は消えることなく、天国から私たちの暮らしをアイドルのように誇らしく応援してくれている——。大切な人を亡くした心の痛みを優しく溶かす、モノクロの窓の絵に心情を託した大人のための小説仕様の物語です。(中身はモノクロです)
これからの展開
「あかちゃんのくに」手製じゃばら絵本の完成から、10年の時を経て、絵本は美しい形で完成し、作品展でお披露目することができました。
現在は、これらの絵本の世界をさらに深く届けるため、「懐かしいアナログ調の静止画」と「朗読」を組み合わせた、映像作品の制作を展望として持っています。
現在は、これらの絵本の世界をさらに深く届けるため、「懐かしいアナログ調の静止画」と「朗読」を組み合わせた、映像作品の制作を展望として持っています。
いつか、映像としてご覧いただける日が来るかもしれません。







